娘、4歳にしてはじめて肘が外れました。
『肘内障』と呼ばれ、子どもの肘は非常に外れやすいそうです。
症状や子どものようす、病院や治療について書き残しておきます。
肘が抜けた状況
娘が寝転んだ状態から「腹筋」のように起き上がる遊びをしてたときのこと。
自力で起き上がれず、おばあちゃんに両腕を引っ張って起こしてもらった瞬間
「やめて!痛いっ!」
肘の内側をおさえて少し泣き、すぐに泣きやみました。
泣き止んですぐのようす
「肘外れた?」と一瞬思いましたが、
- 勢いよく引っ張ったわけではない
- すぐ泣き止んだ
といったことから、「ちょっと筋を痛めたくらいかな?」と少し様子見。
娘が患部を冷やしたいと言うのでアイスノンを当てました。
病院へ行くまでの症状
「痛いよ~」と言いながらアイスノンをあてておとなしくソファに座る娘。
このとき、
- 痛い方の腕をだらんとたらした状態
- 動かすと痛がる
- 腕が痛むので自分で立ち上がれない
- 「バンザイできる?」→「痛いからむり~」
- 「歩ける?」→腕をおさえながら半笑いで歩く
といった感じ。
「早く治して~」とべそをかき始めたので、病院へ行くことにしました。
受診の判断~休日当番医の整形外科へ~
この日は日曜日。
病院がお休みなのでネットでこの日の当番医を調べて車で行きました。
小児科or整形外科で迷いました。
- もし肘が外れていて整復が必要なら、小児科より整形外科の方が上手なのでは?
- 小児科で感染症の患者から何か病気もらったら嫌だ
- 日曜日、整形より小児科の方が突発的な病気で混雑してるのでは?
ということで、整形外科へ。
直接電話して、時間など確かめてから行きました。
このとき13:30でちょうど昼休み。「14時から診察始まるので、すぐに来て名前を書くと良いですよ」とのことですぐに向かいました。
整形外科での診断~「肘外れてるね」~
整形外科では問診票を書き、まずはレントゲンを撮りました。
終わったらすぐ診察室へ呼ばれて、先生に即「これは肘外れてるね~。」と言われました。
特にさわったりしなくても、症状と腕を内側にぶらんとさせてる様子から分かるとのこと。
整復~大泣きするかと思いきや~
先生「ちょっと触るね~。今何歳~?そっか~。4歳ね~。ハイっ!もう治ったよ~」
なんとわずか5秒たらずで治りました!本当に一瞬!
整復は痛いのかなと思っていたけれど、娘、泣きも痛がりもせず、キョトーーン!
すぐに腕を動かし始め、元気な顔に。
同じ肘内障の子が待合室に・・・
実は、このとき3才くらいの子が同じく「肘外れた疑惑」で診察受けており、大暴れの大号泣だったので
「えっ、、、もしかしてとても痛いことされるんじゃ?病院嫌いになったら嫌やなぁ」
と心配だったのですが、その子はレントゲンや診察が怖くて泣いていたとのこと。
待合室では辛そうな顔で泣かずにお母さんに抱っこされていました。
ちなみにその子はなんと肘内障4回目とのこと!
やはり一度やると繰り返しやすいのですね。気をつけねば。
今回わかったこと
1.肘が外れても、泣き続けるとは限らない!
「すぐ泣き止んだし、肘が外れたわけではないんじゃない?」はNG。
すぐ泣き止むパターンもあります。
「片方の腕を使わない、かばう」ときには要注意。
娘の場合、腕を動かすと以外にも、歩行時や階段の昇降で特に痛がっていました。
2.肘外れたかも?と思ったら病院へ
泣いたり騒いだりしていないとつい様子見しようかなと思いますが、念のため病院へ行った方が良いなぁと思いました。
病院行けばすぐ治ったので。
それにあまり泣いてはいなかったけど、けっこう痛かったんじゃないかな~と。
3.小学校あがるまでは要注意!
先生曰わく、肘は6才くらいまでは抜けやすいけれど、小学校にあがる頃には抜けなくなるそうです。
そして、今回のように勢いよく引っ張らなくても抜けることがある。
一度抜けたら抜けやすくなると言うし、気をつけようと思います。