ライター

ライターがステップアップしたいときに読む本3選

Webライターとしてのお仕事、最初はクライアントからもらったキーワードに沿ったSEO記事執筆からスタートする方が多いと思う。そんなとき気になる本は「文章術の本」「ライティングの教科書」「ライターが稼げるようになる本」。そんな感じ。

ある程度、収入が安定してきた。すると教科書的なライター本は、もういいんだよな…という気持ちになってくる。一冊一冊はどれもいい本なのはわかるけれど、どの本も同じことを言っているような。新しい学びは、ないような。

今回はそんな「ライター本に食傷気味のあなた」におすすめの本をご紹介します。これからのライターとしてのキャリア戦略のヒントになる本や、もう一段階スキルアップしたいときに役立つ本です。

書く仕事がしたい

いつまでライターを続けられるんだろう。そんな不安があったときに手に取った本です。

ライター歴21年のさとゆみさんが、書く人生とはどういうものか、どうやって仕事をもらい、どう今後のキャリアを描いていけばいいか…といったライター人生のヒントを綴ってくださっています。

これで不安が全部解消するわけじゃもちろんないけれど、それでも、先をゆく先輩が何をどう考えて生きているのかイメージできてよかった。

文章術の本は、もうお腹いっぱい。そんな方はぜひ読んでみて。

三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾

「自分は書ける」そんな慢心が恥ずかしくなる本。

自分の文章の浅さを、考え方の浅さを、突きつけられるので、ぜひメンタルが安定しているときにお読みください。ずっとお説教されているような気持ちになるのだけれど、でもそれが心地よかったです。

途中で「すべる文章(読むときの摩擦係数が低い)」を意識しろという話があるのですが、まさにすべる文章で。内容がぎっしり詰まっているのに、最後まで一気に読み進められました。

取材・執筆・推敲――書く人の教科書

教科書的な本は、もういいんだよね。

最初にそう言いましたが、ちょっと待って。「小学校の教科書」と「大学の教科書」は違った。

私たちが知るべきは、取材・執筆・推敲の「やり方」ではなくて、取材・執筆・推敲の「考え方」。数学の公式を「暗記する」のではなく、数学の公式を「導ける」ようになること。

SEOライティングではなく、取材ライティングに挑戦したい、極めたいタイミングで読むのがおすすめです。てっとり早く書けるようになりたい人、小手先のテクニックを知りたい人にはおすすめしません!

追加があれば、そのつど更新します!

  1. 書く仕事がしたい
  2. 三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾
  3. 取材・執筆・推敲――書く人の教科書

今回ご紹介した本は、上記の3冊。みなさんの本選びの参考になりますように!またおすすめ本があれば、追加していきます。

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