こんにちは、おうちで働くママライター/ひなこです。子育てをしながら、在宅ワークをしています。このたび開業届を提出して、個人事業主になりました!
個人事業主と聞くと大仰に聞こえますが、私のようなただの主婦でも簡単になれて、さまざまなメリットがあります。保活とか税金面とか。
私は開業freeeという無料ツールで簡単に書類を作成し、税務署に提出しました。
知識がなくても5分くらいで書類ができたので、とてもおすすめなツールです。
今回は具体的な開業までのステップを書き記しておきたいと思います。
STEP1:開業freeeでアカウントを作成する
開業freeeへアクセスしたら、「今すぐ開業を始める」からアカウントを作成します。
STEP2:質問に答えて書類作成に必要な準備をする
あとは質問に答えていくだけです。
仕事の概要を入力する
- 仕事の種類:飲食業・宿泊業などから選択するか、自由入力
- 仕事の概要:複数の選択肢から選ぶか、自由入力
私は「仕事の種類:フリーランス」「仕事の内容:ライター」を選択しました。
事業開始予定日を入力する
予定収入を入力する
月収○万円とざっくりとした予定収入を入力します。(大体でOK!)
これをもとに次ページで税額が表示され、提出書類を選びます。
仕事をする場所を入力する
- 自宅で働く
- お店を開いて働く
- 事務所を開いて働く
- その他/決まっていない
の4つから選択します。私は在宅のフリーライターなので「自宅で働く」を選択。
給与の支払い予定を入力する
給与を支払う場合は届け出が必要なため、従業員や家族に給与を支払う予定について
- 今はない
- 従業員(パート・アルバイト含む)に支払う
- 家族に支払う
- 家族と従業員(パート・アルバイト含む)に支払う
の4つから選択します。私は1人で働くので「今はない」を選択。
ここまで入力・保存したら「次へ」を押します。
屋号を入力する(任意)
「屋号」とは会社名のようなもので、入力は任意です。
屋号をつけておくことで口座や領収書の管理がしやすいなどのメリットがあるそうなのですが、なかなか良い名前が思いつかなかったため、今回は空欄に。
名前や住所などを入力する
- 姓・名
- 住所
- 電話番号
- 生年月日
をそれぞれ入力します。
収入の種類を入力する
- 事業所得
- 不動産所得
- 山林所得
の3種類から選びます。複数選択も可。ライターの場合は「事業所得」でOK。
確定申告の種類を選ぶ
- 青色申告65万円控除
- 青色申告10万円控除
- 白色申告
の3種類から選択。控除額の多い「青色申告65万円」を選びます。
青色申告は開業から2ヶ月以内に申請書を出さなければいけないので注意。
ここまで入力・保存したら「書類を提出する」をクリック!
STEP3:必要な書類を確認・印刷する
書類の提出先を確認する
住所を選択して、提出先の税務署を確認。
書類を印刷する
「書類を確認」をクリックすると、さきほど入力した情報から作成された開業届のPDFをダウンロードできるので、保存&印刷しましょう。
今回提出する書類は2種類。
- 個人事業の開業・廃業等届出書(=今つくった開業届)
- 青色申告承認申請書(任意)
プリントアウトした書類に、マイナンバーを記入してハンコ(認印)をおせば書類は完成です!
STEP4:作成した開業届を税務署へ提出する
作成した書類を提出する方法は2種類です。
- 税務署の窓口へ直接提出する
- 郵送で提出する
税務署の窓口の受付時間は8時30分~17時、閉庁日は土日祝日とのこと。
管轄の税務署は国税庁のHPから調べることができます。
私は家から税務署が近かったので、直接提出することにしました。
方法1:税務署の窓口へ直接提出する
- 作成した書類(提出用・控え)
- マイナンバーを確認できるもの
税務署の窓口で「開業届を提出しにきました」と言い、書類とマイナンバー通知書を確認してもらいます。
記入漏れがないか確認してハンコをぽんぽんっと押してくれて終了!
所要時間はたったの5分!あれだけ開業するか迷っていたのに、あっけないものです。
方法2:郵送で提出する
ちなみに郵送の場合は以下のものを封筒へいれて送り、受領されると控えが郵送されます。
- 作成した書類(提出用・控え)
- マイナンバーカードorマイナンバー通知のコピー(両面)
- 顔写真入りの本人確認書類のコピー
- 返信用封筒(宛名を書いて切手を貼る)
いろいろとコピーをとったりするのが面倒なので、税務署が近ければ直接出向いた方がてっとり早いかも。
まとめ
知識がないので不安でしたが、開業freeeを使うと5分程度で本当に簡単に開業届を作成することができました。
「個人事業主になるかどうか?」けっこう悩みましたが、実際提出してみればあっさりしたもの。悩まずサクッと出しておけば良かったな〜と思いました。