家事

新・三種の神器は本当に買うべきか?時短家電の費用対効果を計算してみた

新・三種の神器といわれている、「食洗機・ドラム式洗濯機・ロボット掃除機」。

時短家電が便利なのはわかりますが、なかなか高くて手が出ない・・・という方も多いのでは?

そこで「時短家電は本当にお金をだして買う価値があるのか?」という費用対効果を計算しました。

時短家電1|食洗機の費用対効果

まずは食洗機から。我が家は賃貸アパートで、ビルトイン食洗機はナシ。

このような形で、パナソニックの食洗機を置いています。

食器洗いにかかる時間を15分短縮

パナソニックの公式サイトによると、食器洗いにかかる時間は以下のとおり。

  • 手洗いの場合・・・1回20分
  • 食洗機にセットする場合・・・1回5分

1日1回だけ食器を洗うとしても、1日15分の節約になります。

時給1500円なら「1年で約13万円」の節約

では「1日15分」というのを、時間コストとして考えてみましょう。

(例)時給1,500円とすると…

1日あたり:1,500円×15分/60分=375円
1ヵ月あたり:375円×30日=11,250円
1年あたり:375円×365日=136,875円

もちろん食器洗いが好きなら良いですが、嫌いな食器洗いに1年で13万円分も時間と労力をかけるのはもったいなくないですか?

食器洗いの時間コスト<食洗機の値段

我が家は賃貸アパートなので、ビルトイン食洗機はついていません。

そこで、パナソニックの食洗機を購入しました。初期費用は「本体+分岐水栓」で約7.5万円。

値段だけ聞くと高いと思うかもしれませんが、半年くらいで元が取れる計算です。

とにかく食器洗いがラクになったし、夫も気軽にやってくれるようになりました。

時短家電2|ドラム式洗濯機・乾燥機の費用対効果

我が家はドラム式ではなく、縦型洗濯機の上に「衣類乾燥機」を置いて使っています。

理由は以下のとおり。

  • ドラム式だと子供(1歳)が入っちゃいそうで怖い
  • 賃貸暮らしなので、引越し先でドラム式が入らない可能性がある

乾燥機とスタンド(1~1.5万円)を合わせると、初期費用は約4.5万円です。

乾燥機に移す手間はありますが「全部まとめて洗濯機→デリケートなものだけハンガー干しして、あとは乾燥機へ」ができるのでけっこういい。

衣類乾燥機で毎日15分の家事時間を短縮

ドラム式洗濯機や衣類乾燥機を導入すると、洗濯物を干す時間が大幅に短縮できます。

  • 洗濯物をハンガーに干す・・・1回20分
  • 衣類乾燥機を導入・・・1回5分

デリケート衣類の仕分け+糸くずフィルターの掃除で5分と考えました。今回も15分の短縮に。

衣類乾燥機の費用対効果は・・・

「1日15分」の時間コストは、食洗機のときと同じ計算です。

(例)時給1,500円とすると…

1日あたり:1,500円×15分/60分=375円
1ヵ月あたり:375円×30日=11,250円
1年あたり:375円×365日=136,875円

初期費用が約4.5万円だったので、こちらは4ヵ月ほどで元が取れる計算になりました。

おまけに「明日は雨だから干せない」「外出するから◯時までに洗濯しなきゃ」などの思考コストも削減できます。これはかなりうれしい。

ちなみにドラム式洗濯機の方が値段は高いですが、こちらでも2年も使えば元が取れる計算です。

時短家電3|ロボット掃除機(ブラーバ)の費用対効果

ルンバ(掃除機)と、ブラーバ(ぞうきんがけ)を持っていますが、子育て世帯におすすめしたいのはブラーバです。

ブラーバジェットではなく、市販のクイックルワイパーが使えるノーマルタイプを使用しています。

私が購入したのは、子供の離乳食期。食べこぼしで床がすぐカピカピになるので買いました。

毎日これで掃除してもらっているので、なんとなくいつもきれいな床がキープできています。(大きな食べこぼしだけ拾っています。)

ブラーバの費用対効果は・・・

ブラーバの初期費用は約4.3万円。

毎日床拭きをしてもらっていますが、これを人の手でやるとかなりの重労働です。

家全体で1回30分かかるとして、毎日やるのは辛いので週に4日やると考えてみます。

  • 1週間で・・・30分×4日=120分(2時間)
  • 1ヵ月で・・・120分×4週=480分(8時間)

時給1,500円で計算すると、月1万2千円ということになります。

ただの床拭きに、1年で14.4万円、10年で144万円もの人件費をかけるのはもったいないな・・・ということでブラーバは即購入しました。

まず購入して損することはない家電だと思います。いつも床がサラサラで気持ちがいいです!

それでも高くて買う勇気がでないなら・・・

食洗機に7.5万円、衣類乾燥機に4.5万円、ブラーバに4.3万円・・・すぐに元が取れるとはいえ、躊躇してしまう値段です。

本当は「最初に時短家電を買う→浮いた時間を仕事にあてる」という自己投資をおすすめしたいですが、 やはり最初に何万円もかけられないという方は、「今から在宅ワークをして、稼いだ分をまず時短家電にあてる」というのも良いかと思います。

スーパーで安いものを探す、こまめに電気を消す、といった小さな節約よりも効率が良く、生活がうんと楽になりますよ。

稼ぐ→時短家電を買う→仕事時間が増えてさらに稼げる→仕事を効率化する道具を買う→さらに効率よく稼げる・・・という、ポジティブループに乗ってみませんか?

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