こんにちは、hinaです。
現在、第二子の妊娠5ヶ月。娘は4歳で幼稚園に通っています。
- 「里帰り出産」しない
- 両実家からの手伝いは無し
ということは決まっており、夫の育休で乗り切る予定でした。しかし、夫と上司、そして夫と私が相談した結果、
- 夫が育休をとらない
ことになりました。時短も期待できません。
今回は、なぜ我が家が「里帰りなし・手伝いなし・育休なし」出産を選んだかについて聞いていただければと思います。男性の育休は世間で認められてきたのではと思っていましたが、まだまだ難しいのが現実でした。
里帰りしない理由
第一子は里帰り出産でしたが、今回は里帰りしません。いくつか理由があります。
第二子が幼稚園に行っているから
第一子(長女)は春から幼稚園に通っています。里帰りすると、1ヶ月以上幼稚園をお休みすることになります。せっかく毎日楽しそうに通っている幼稚園。できるだけ娘の環境を変えない方法をとろうと思いました。
父と母への育児負担が大きいから
里帰りすれば4歳の娘が一日中実家で過ごすことになります。「おじいちゃん公園へいこう!」「おばあちゃん遊ぼう!」と一日中かまってかまってするのは明白。年を取った父と母に大きな負担をかけることはできないと判断しました。
もう少し娘が小さければ家でゆっくり過ごすこともできたかもしれませんが、普段幼稚園で思いっきり遊んでいる4歳児がずっと自宅で過ごすのはつまらないかなと思います。
実家の近くの保育園などに一時的に預ける方法もありますが、せっかくなら慣れている幼稚園で過ごしてもらおうと思い、今回は却下。
実家が遠方だから
私と夫どちらの実家も遠方です。車で6時間、もしくは新幹線2時間+バス2時間かかります。
出産後に4歳児と赤ちゃんを連れて帰ってくるのは大変です。
両実家の手伝いを頼まなかった理由
両実家の母も「手伝いに行こうか?」と言ってくれましたが、「ありがとう。夫婦でがんばるつもりですが、もし困ったときはお願いします」と伝えました。これにもいくつか理由があります。
両親の体調が良くないから
私、夫の両親ともにまだ50代で一般的には「若いおじいちゃんおばあちゃん」と言われる方だと思います。
しかし、私の父は体調が思わしくなく、まだ定年退職前ですが休職中。できれば母についていてもらいたいと思いました。また、母は仕事をしており、こちらの都合で休んで収入が減るのは、申し訳ないと思いました。
義母も昨年、大病をしたので無理はしてほしくありません。義父もまだまだ現役で働いていますし、義父母には義父母の生活があるという判断です。
ストレスがたまりそうだから
我が家は賃貸マンション暮らし。泊まってもらう部屋に余裕がありません。狭い家で赤ちゃんも昼夜泣いている状態だと、お互いに気をつかいます。
それならば、家族4人でゆっくり過ごした方がストレスが少ないかなと思いました。せっかく来てもらったのに関係が険悪になっては困ります。前回の里帰りで、やっぱり産後は気が立つということも分かったので・・・。
夫が育休をとらない理由
夫が勤める会社は、単独で従業員数2万人を超える一般的に「大企業」と呼ばれるところです。もちろん育休制度もあります。
最初は夫も「育休とれるでしょ!当たり前!」と出産日から1ヶ月間の育休をとる予定でした。
しかし、会社に相談したところ、そううまくはいきませんでした・・・・。
育休から復帰したら島流しに遭う!?
上司に育休について相談したところ「今後、島流しに遭う可能性を否定できない」と言われたそうです。「育休復帰の際は元の部署に戻ると約束できない」と会社の規定できまっているとのこと。
「それって数ヶ月、数年単位で育休をとった後の話じゃないの?」と思いましたが、数週間の育休でも戻ったときにプロジェクトを外される・出世街道からはずされる・残業なしの部署に異動になる可能性はあるそうです。
大きな会社でも、男性の育休ってまだこんな段階なのかと驚きました。
我が家の生活は夫の給料にかかっている
現在、我が家は夫の残業代を含めたお給料でぎりぎり生活できています。残業がカットされれば即生活が苦しくなるので、リスクは避けたいという判断で育休取得を断念しました。
もし私が働いていれば、夫に育休をとってもらえたと思います。今後は在宅でも外で働くのでもいいから、夫の給料だけに依存しない体制をとる必要があると改めて感じました。
一生懸命働いていても、いつ残業カットされるか、夫が仕事を続けられなくなるか分かりませんからね。
里帰りなし・手伝いなし・育休なしで乗り切れるか?
以上の経緯で、我が家の「里帰りなし・手伝い無し・育休なし出産」が決定しました。(ちなみに引っ越したばかり。近所どころか県内に友人など一人もいません)
もちろん、夫と具体的にシュミレーションして相談しました。
- 娘の幼稚園の送迎は?
- 洗濯は誰がする?
- ごはん作りや買い物は?
- 皿洗いは?
- 体調が悪かったら?
- 掃除は?
- 入浴と沐浴は?
など、本当に具体的に細かく話しました。
結果、「ファミリーサポート」「産後ヘルパー制度」「家電の力」を最大限利用すれば乗り切れるのではないか?という結果になりました。
夫は今までどおり朝早く出て夜遅く帰ってくる生活を変えられないそうです。(ただ、単発での有給休暇などは割ととりやすい。)事前準備をしっかりして、私にも夫にもできるだけ負担がかからない体制を整える必要があります。
第一子のときは長期間遠方へ里帰りしてしまい、夫は新生児の育児にまったく関わることができませんでした。未だに「赤ちゃんを育てることの大変さ」も「産後の妻がいかにぼろぼろか」もまったく知りません。
新生児期の育児に関して「親と妻に丸投げするのが当たり前」だと私は思っていません。大変だしケンカもするかもしれないけれど、夫にも子どもに沢山関わってもらい、一緒に育児していければと思います。